けんけんぱっぱブログ

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今更ながら「人間失格」を読んでみた

 どうもみなさんこんにちは。最近読書復帰した管理人です。今回は皆さんご存知の「人間失格」を今更ながら読んでみたのでその感想について書いていこうと思います。もちろん名前はずっと知っていたのですが、なかなか読むタイミングを見つけることができませんでした(見つけようとしていませんでした(-_-;))

 

この本を読む前に...

 

 もしあなたが人間のドロドロした内容がお好きではないのでしたらこの本はお勧めできないかもしれません。というのも、この本は性的内容が語られていたり、薬物、死についても語られているので、そういったものが苦手な人は読むのをやめた方がいいかもしれません(読むなとは言っていません(;''∀''))

 

ストーリー内容

 

 主人公の葉蔵は自分の人生に苦悩しながら毎日を過ごしていて、人間が獣のように豹変する場面を見て怯えながらも、自分は道化になることで何とかして人間とのつながりを持とうとしていました。そんな彼の人生が劇的に変わったのは彼が東京へ行ってからです。そこで堀木という友人や様々な女性(葉蔵はモテていたので様々な女性との内容が語られています)、その他さまざまな人と出会うことで彼の人生に様々な変化がもたらされます。彼はどうなってしまうのでしょうか?(詳しい内容はぜひ読んでみてください!)

 

読んだ感想

 

 一言で言うならば「衝撃」でした。本を読む前に勝手にもう少し明るい内容なんだろうと予想していたので、全く違うことにたいへん驚きました。「こんな内容の本だったのか...」と。読み進めていくうちに葉蔵が危ない方向へと向かっていくのを読むのはなかなかに大変でしたが、これは彼の中に「物事を断る」という選択がなかったために周りの環境に流されてしまい、悪い方向へ変わっていったのだと思います。ただ個人的に、読んでいて教訓のようなもの、つまり、「周りに判断をゆだねると悲惨な結末になったり、後悔してもしきれないことになることもある」ということを教えてくれたような気もしました。

 彼の心情などに関してですが、自身で詳しく語られていたので、その点については理解しやすかったです。こんなにも心情を表現する方法があるのかと驚きました。(中には私の知識が足らず、理解できないものもありましたが(;''∀''))

 

おわりに

 

 いかがだったでしょうか。管理人はまだこの本を読むための十分な知識を備えていなかったので十分に理解できたとは言えないです(;'∀') ですので何度か読み返すことでしょう( ´∀` )

 「タイトル名は知っていたけど読んだことはない」という方や、この記事を見て「読んでみたい」と思った方はぜひ読んでみてください。

 ではっ(`・ω・´)ゞ