けんけんぱっぱブログ

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心温まる…「そのままでいい」を読んでみた

 どうも皆さんこんにちは。日々の忙しさに喜びを感じ始めている管理人です(ドMではないです(-_-;))今回は、家に置いてあった本がふと気になったので読んでみることにしました。その本のタイトルは「そのままでいい」です。田口久人さんという方が書いた本なのですが、今流行りのInstagram20万人以上のフォロワーをもっています。なぜこんなに多くのフォロワーをお持ちなのかというと、言葉の持つ強い力を信じる田口さんは、一日一篇、Instagramで言葉、詩をつぶやき始め、その数は1000篇以上にもなるそうです。累計「いいね!」数は100万を超え、多くの支持を得ているんだそうです。(本書より一部引用)

 そんな言葉の中から田口さんが176ほど選び、紹介されています。そこで今回は全体的にどうだったのかということに加え、個人的に心に響いたものを紹介させていただこうと思います。

 


そのままでいい

 

一通り読んでみた感想

 「読む」という点では非常にすらすらと読むことができました。しかし、今回の本に関しては、「読む」というより「味わう」という言葉が適切かなと感じました。というのも、言葉を「味わう」ことによって、自分の中に「生きる活力」として取り込むからです。

 

構成

 カテゴリーは大きく分けて人間関係、幸福、仕事、夢、恋・愛、そして家族についての6つありました。それぞれのカテゴリーの中から心に残ったものを1つ2つ紹介させていただきます。

 

心に訴えかけてきた言葉たち…

 みなそれぞれ異なる状況の中に身を置いているため、心に響く言葉は違うかとは思いますが、私が個人的に良かったと思うものをご紹介します。

 

 人間関係

  自分でも気づかないほど

  小さな我慢であったとしても

  たまっていくと苦しくなる

  愛想笑いをして相手に合わせて

  自分に大丈夫と言い聞かせて

  まだがんばれると奮い立たせて

  気づいたときには限界を迎えている

  我慢するのはもうやめよう

  「つらい」

  「助けてほしい」

  「慰めてほしい」

  たった一言でも口に出せば

  楽になるかもしれない

  もう我慢しなくていい

(本書より引用)

 辛い時に辛いと言うのは個人的に難しいです。なんとなく弱い部分を見せたくない自分がいるんですよね...。しかし、人間はそこまで強くないので、本当に辛い時は信頼できる人に一言声をかけることが大切かなと感じました。

 ...余談ですが、人間関係のところにアドラーの言葉がありました。先日、「嫌われる勇気」読んだということもあり、記憶に新しかったので、「あぁ、これ言ってた!」みたいな言葉がたくさん見られました。(「嫌われる勇気」の記事が見たい方はこちらもご覧ください_(:3 」∠)_)

 

kenkenpappa.hatenablog.jp

 

 

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 幸福

  「毎日ベストを尽くす」

  そこからすべてが始まる

(本書より引用)

 非常にシンプルで短い言葉ですが、今私が目指さんとする生き方だったので、こちらを選びました。「○○になりたいなぁ」と漠然と思っていても仕方がありません。今日自分にできることを精いっぱいやることが自分が幸福になるための近道だと私は信じています。

 

 仕事

  他人に答えを求めない

  誰かに教えてもらった答えに

  価値はない

  自分に問いかけ続け

  あきらめずに考え続けること

  簡単に見つかる答えは

  すぐに自分を迷わせる

  悩んでもがいて

  苦しんで見つけた答えこそ

  自信を与えてくれる

(本書より引用)

 今では、自分が求めている答えをインターネットで調べることによって簡単に手に入れることができます。しかし、それは表面上での行為でしかないため、自分のものとして使うことができません。すぐに調べず、自分で考え、苦労した後に得た答えはその時の喜びも大きいので忘れないですよね。

 

 

  能力がないのではなく

  学び続けていないだけ

  お金がないのではなく

  やり抜く覚悟がないだけ

  運がないのではなく

  努力が足りないだけ

  居場所がないのではなく

  生み出せばいいだけ

  理解してもらえないのではなく

  相手を信じていないだけ

  経験がないのではなく

  飛び込む勇気がないだけ

  時間がないのではなく

  無駄なことにとらわれているだけ

  やりたいことがないのではなく

  今の自分に満足しているだけ

  自信がないのではなく

  まわりと比較しすぎているだけ

  うまくいかないのではなく

  失敗から学んでいるだけ

  思いもよらないことが起こったとき

  正しいと信じて行動しても

  誰もついてこなかったとき

  がんばってもがんばっても

  まわりから認められないとき

  焦ることだってある

  あきらめたいと思うことだってある

  最後まで自分を信じられるかどうか

  未来を決めるのは

  他人でも環境でもなく

  どんな人間になりたいのか

  自分の意志が決める

(本書より引用)

 これはまるで自分のことを見透かしているかのような言葉でした。認めたくはないけど、認めざるを得ないようなものばかりで、今の自分にあてはまってしまうことがたくさんありました。しかし、ここで「○○がないだけ」と教わることができたので、その○○をもって頑張っていこうと思います。

 

 恋・愛

  異性を見る目がないのは

  目に見えるものにとらわれているから

  本当に大切なものほど目に見えない

  まわりに惑わされず

  しっかりと相手を見ること

  好きな理由は

  自分にしかわからなくてもいい

  本気で好きになったのなら

  最後まで信じ切ること

(本書より引用)

 「大事なのは中身」とは言いつつも、どうしても外見を重視してしまうことってありますよね。その後で中身を知ると後悔...なんてことも。見た目は万人受けという点ではいいかもしれませんが、個人で考えるとやはり中身のほうが重要なのではないかなと思います。「周りに理解されず、自分だけ理解している」これはむしろポジティブに捉えられるのではないでしょうか?周りが理解していないこと、できないことを自分はしているんですから。

 

家族

  家族だとしても

  わかりあえるとはかぎらない

  それぞれ大切なものがあって

  それぞれこだわりがある

  譲らなくてもいい

  ぶつかることがあってもいい

  確かなのはお互いに相手を想い

  真剣に考えているということ

  言葉だけでは伝わらないこともある

  少しでも相手が理解しやすいように

  目に見える形で伝えて

  相手の幸せを願うこと

(本書より引用)

 近いからこそ言いたいことがなかなか言えない存在、家族。また、近い存在なため、「言わなくても分かるだろう」と思い、話さない。私はそんなタイプの一人なのですが、みなさんはどうでしょう?ぶつかり合うことが面倒だと避け、黙っているようなことがほとんどな私ですが、最近ではしっかりとお互いが納得できるような形で話し合わなければなと考えるようになりました(実際きちんと実行に移せているのかは聞かないでください(笑))。いくら家族だからって超能力者じゃないんですから、きちんと伝えることが必要ですよね。

 

この本のここがすごい!

 この本を読んでいて、正直心に響かないものもありました。しかし、それは当然で、自分が置かれている環境によって感じ方が変わってくるからです。ここで言いたいのは、この本は何度でも読むことができ、その時の自分の状態によって感じ方が変わってくるということです。例えば、恋愛をしているとき、していないときで感じ方は違うでしょうし、仕事が順調にいっているときとそうでないときとでは全く異なるからです。ですので、この本は何度でも読む価値があるなと感じました。

 


そのままでいい [ 田口 久人 ]

 

まとめ

 いかがだったでしょうか?今回は個人的な紹介も含めての記事となりましたので、少々長くなりましたが、「もっと他の言葉も知りたい!」「今の自分に必要な言葉が欲しい」という方は是非読んでみてください!

 ではっ(`・ω・´)ゞ