けんけんぱっぱブログ

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【論理的思考】日本人に必要なスキル 「ロジカル・シンキング入門」を読んで

 どうも皆さんこんにちは、テストが終わってハッピーな管理人です(^^)/

 

 突然ですが、ロジカル・シンキング(論理的思考)という言葉を聞いたことがあるでしょうか?多分聞いたことはあるんじゃないかと思います。では、「論理的思考を用いて、あるいは論理的に発表しろ。」、こういわれた時、具体的にどのようにすればいいかご存知でしょうか?今回はこの「論理的思考」について、本から得た知識と、私が持っている知識で考えていくこととします。

 

 この本なのですが、クリティカル・シンキング(批判的思考)についても書いてあったのですが、基本的にはロジカル・シンキングの内容となっています。

 


ロジカル・シンキング入門 (日経文庫) [ 茂木秀昭 ]

 

日本人は論理的思考が苦手?

 

 私は日本人は論理的思考が苦手だと考えているのですが、皆さんはどうお考えでしょうか?私がこのように考えるのには大きく2つの理由があります。

 

1.ディベートの機会が少ない

 

 まず一つはこれですね。日本は他国と比べてディベートする機会が少ないんですよね...皮肉にも小さい時のほうがディベートが出来たのかもしれません。というのも、始めは周りをあまり考えることもなく自分の意見を言うことができたからです。しかし、例えば学校で生活してどう(だった)でしょうか?「間違ったこと言ったら嫌だな...」「みんなに合わせなきゃ...」こんな感じの方が多いのではないのではないでしょうか?会社でも同じことが言えるのではないでしょうか?「上がこう言ってるんだから、自分は違うと思うけど受け入れるしかないよな...」など多分あるのではないかと思います。仕方がないと言えばそうなのかもしれません、日本のシステムが「出る杭は打たれる」形になっていますからね。

 「いや、頭でならできるではないか。」と思われる方もおられるかもしれません。ですが、頭で思うだけで終わるのと、アウトプットするのでは、やはり全然違います。アウトプットをすることで当然失敗することもあるでしょう。しかし、その失敗を生かしたり、他人の思考を参考にすることで論理的思考はより良いものへとなっていくでしょう。

 

2.若者の活字離れ

 

 これも理由の一つではないかと思います。まず一つには、新たな知識や言葉を知ることができるため、単純に賢くなります。次に、文章の表現力が身につきます。皆さんこんな経験はないでしょうか?「Aさんの言ってることってわかりやすいんだけど、Bさんの言ってることってイマイチ頭に入ってこないんだよね~。」二人の間に喋り方の違いはないのに、理解度に違いが生じてくる...。簡単に言えば、Aさんのほうが文章構成が良いということです。話を戻しますが、これを本で言うと、本は文章構成がきちんとしているため頭に入りやすいということなんです。つまり、本を読むことによって、そのような文章に触れ、どのように文章を構成すればいいのかということが分かり、文章力が身につくんですね。(ちなみに管理者は論理的思考等をつけるたいがために読書を始めたと言っても過言ではry)

 

じゃあどうすればいいの?

 

では、どのようにすれば論理的思考だと言えるのでしょうか?

ずばり、一番最初に結論を言おう!です(笑)

話の内容が入ってこない人の典型的な例として、何を一番言いたいのかをはっきりさせることなく自分の言いたいことを好きなように言って終わる、というのがあります。これでは聞き手はどこが重要なのか理解できませんよね。それを防ぐために、「私は〇〇を提案します。」「本日は△△を紹介するにあたってのメリットをお伝えします。」などと言えば、「あ、この人は〇〇、△△について話すんだな。」と分かり、そのあとの話も理解度が高まるはずです。これで、「論理的に発表しろ。」と言われても大丈夫ですね!

 


ロジカル・シンキング入門 (日経文庫)

 

まとめ

 

今回はこの本を読んでどうこうというより(もちろん知識は身につきました)、自分が本を読み終えた後に論理的思考についてどう考えるかという形となりました。もちろんこれが論理的思考の全てではないので、他の方の考えも参考にすることを強くお勧めします。では(`・ω・´)ゞ